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ブリスベン王立こども病院の概要

1878年に創立されたブリスベン王立こども病院(正式名称:Royal Children’s Hospital in Brisbane, Australia)は、子供の肝臓移植の専門病院として海外でも広く知られており、100年以上の長い歴史の中で、この病院は、ジフテリアの抗毒素とX線の国内初使用(19世紀末)、児童に対する初の大規模な破傷風対策の実施(1930年代)など、常にその時代の医学に大きな足跡を残してきました。 オーストラリアで2つの病院だけに許された「王立」の称号のうち1つを受けていることもその貢献度の高さを語っています。

1980年代から現在に至るまで、ブリスベン王立こども病院はその先駆性と医療技術で、白血病・火傷・熱帯病など、治療と研究両面にわたる世界的な評価を受けています。
 肝臓疾患治療・肝臓移植そして小児栄養学は、その中でも特に重要な分野といえるでしょう。

王立子供病院でお世話になっている子供達
王立子供病院理事長と松山会長

がん病棟 二重のドア殺菌して入ります。
子供達の心を明るくするインテリア

同病院と日本との関わり

1987年に日本人の子供が同病院でオーストラリア人の脳死による肝臓移植手術を受け、また1989年には、当時1歳だった日本人の子供が、日本ではまだ脳死による肝臓移植が認められていなかったため、同病院で世界初の母子生体部分肝移植を受け成功したことに始まりました。 そしてこの手術を支持するために渡豪した日本人医師団は、手術と生体肝移植の成否をわける前後のケアに関する貴重なノウハウを取得することができました。また30余名の日本人医師が「ブリスベン・メソッド」と呼ばれる医療技術を研修習得し、帰国後、日本各地の病院で活躍しています。

1989年以来、1993年の募金活動開始までに治療を受けた日本の子供は77人(うち肝臓移植は54人)に及びますが、研修プログラムを含めたその活動の多くは、建築後110年を経た古い施設の中で行われており、100年以上の長い歴史と輝かしい実績と伝統をもつこの病院ですが、医療施設の老朽化が著しく、医療施設としての維持が困難になってきたため新病棟の建設を行うことになりました。

1993年〜2004年までの募金総額は 約2億5千2百万円余り(¥252.384.336)となり現在も募金は引き続き継続中です。

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